脳科学に基づくマインドフルネスや自律神経トレーニングを取り入れた新時代の煎茶メソッドで、日本茶が健康食品の領域を超えて、ヘルスケア業界に新たな価値を提案します。
初代ミス・ティー・アンバサダー(*1)竹内梨夏が代表を務める株式会社CHA-Link(東京都東久留米市)は伝統的な煎茶道と脳科学的根拠に基づくストレス低減法のマインドフルネスをかけ合わせた、誰でも家ですぐに始められる新たな煎茶法を考案しました。本年1月から東京都東久留米市浄牧院にて第一期cha-linkマインドフルネス煎茶法アンバサダー・プログラムを開講し、令和3年3月2日に日本人2名とイタリア人1名、計3名がアンバサダーに認定され、講師資格を取得しました。
cha-link煎茶法とは
cha-linkのマインドフルネス煎茶法とは、忙しくストレスの多い生活の隙間に、心を調え、穏やかさと思いやりを育てる、お茶を使ったマインドフルネスの手法です。
マインドフルネスとは今目の前にあることをありのままに受けとめ、ただただそれに集中している状態。マインドフルネスによって脳エネルギーの浪費を抑え、ストレスが軽減し、集中力、思いやり力(EQ/こころの知能指数)が向上することは脳科学研究で立証されており、医療やビジネスの現場で世界的に活用されています。
つまり、日々急須でお茶を丁寧に淹れる事に集中する時間を作ることで自然とストレス低減や集中力の向上が期待できます。
cha-link煎茶法の全体像
cha-link資格プログラム
cha-linkの資格プログラムは「セラピストコース」と「アンバサダーコース」の2種類あります。
セラピストコースは、cha-link煎茶法を用いたセラピーを施術できる資格で、2日間で取得できるものです。
アンバサダーコースはセラピーを養成する講座を提供できる資格です。
週に1度のワークショップと課題をクリアし、全8週間で修了となります。
いずれも、お湯を沸かすところから、お茶を淹れ、飲み、最後には自分や周りの人に感謝するという、具体的メソッドを身に着けることができます。
第一期の講座は日本語と英語の二か国語で開催しましたが、第二期以降は日本語と英語のコースを別で提供する予定です。
cha-linkアンバサダー・プログラム カリキュラムスケジュール
なぜお茶でマインドフルネス?
そもそもマインドフルネスはお釈迦様が教えた「八正道」の一つ「正念」の英訳です。
そして、茶禅一味という言葉があるように、千利休はその教えが中核にある禅の修行を茶湯に置き換えて実践しようとし、わび茶を確立しました。
cha-linkはその精神に立ち返り、お茶を用いて、禅の修行が土台にあるマインドフルネスを実践しているのです。
お茶でマインドフルネスをやる利点は5つ
- お茶はすでに生活の一部であり、わざわざマインドフルネス訓練の時間を作る必要がない
- ヨガのように着替えたりマットを敷く場所を探す必要もなく、すでに急須と茶碗があれば家でも職場でも今日から実践できる
- お茶を丁寧に淹れた結果、お茶がとてもおいしくなる
- お茶特有の成分テアニンにはリラックスと集中力up効果があり、相性が抜群
- 日本では今ペットボトルのお茶が普及しているが、急須で淹れることでプラスチックごみを削減でき、環境に優しい
なぜ今お茶マインドフルネスが求められるのか
皆さん最近こんな経験はありませんか?
- 目の前のことに集中できない
- ちょっとしたことでイライラ
- 何となく不安
- イージーミスが増えた
- 身体は元気でも頭や心が疲れている
その原因は技術進歩の弊害ともいえる、マルチタスクの増加と情報過多です。
効率化が進み、一度に同時進行で色々なことを処理する機会が増えた上、 SNSや動画、ニュースの通知など常に情報にさらされ、脳は疲労困憊状態になっています。
そうなると、心ここにあらずのマインドワンダリングという状態になり、脳がエネルギーを浪費するため疲れやすくなり、不安になったりイライラしやすく、また、心に余裕がなくなるため思いやりの気持ちが持てなくなることが研究で明らかになっています。
さらに、未曾有の感染症との戦いで、先の見えない不安が世界中に蔓延する今だからこそ、当社は日本の精神を基に、お茶を飲むたびに癒され、心が整う習慣作りを支援し、特に先進国の現代人をサポートしたいと思っております。
cha-linkプログラムや教室の開催予定
cha-linkアンバサダープログラム
- 第二期cha-linkアンバサダープログラム火曜日コース
- 5月4日~6月22日までの8週間
- 毎週火曜日10時~13時30分まで
- 第二期cha-linkアンバサダープログラム土曜日コース
- 5月8日~6月26日までの8週間
- 毎週土曜日10時~13時30分まで
- 無料説明会
- Zoomでcha-linkアンバサダープログラムの説明会を無料で行っています
- 予約フォームはこちら:https://forms.gle/QWJmms7pBRjgHtCJ8
- 日程
- 3月19日(金) 20:00~21:30(日本語)
- 3月31日(水)10:00~11:30(日本語)
- 3月31日(水) 20:00~21:30(英語)
cha-link教室~マインドフルネス煎茶法~(4月開講)
一回2時間の教室です。気軽にcha-link煎茶法を学ぶことができます。
内容
- 毎月違う種類のお茶を用いて茶の特性に沿ったcha-linkの作法を学ぶ
- 毎月2種の有機の日本茶を提供
- 料金
- 1回5000円(税別)
- 同月2回目以降は4000円(税別)
- 予約:https://www.cha-link.com/shop-try.html#!/学ぶ/c/82463039
スケジュール
- 東久留米市浄牧院にて
- 第一週目の水曜日10時から12時まで
- 第三週目の土曜日14時30分から16時30分まで
- オンライン
- 第一週目の日曜日10時から12時まで
- 第三週目の月曜日20時から22時まで
ミス・ティー・アンバサダー竹内梨夏の紹介
煎茶道師範/ 日本茶インストラクター/ マインドフルネス・スペシャリスト
東京都東久留米市で大正4年から商店を営む家庭に生まれる。祖母の代から茶舗になり、小さいころからお店の茶箱からお茶を盗み食いするほどのお茶好き。小さいころは学校から帰るとまずは家族や従業員の働くお店に寄るのが習慣で、彼女か彼女の祖母が「お茶飲もうか」と言って、みんなでお茶を飲みながら、学校の話をしたりする時間が大好きであった。その頃から、彼女はお茶そのもの以上に、お茶を人と囲む時間や空間に魅了されていた。
しかし、残念ながら、2013年に経営不振でお店を閉めることになる。梨夏は幼稚園の頃からレジに立っていて、最後の一週間も毎日そこにいた。すると、たくさんのお客さんが毎日列を作って「やめるのもったいないよ」「これまでお店があって助かったよ」など、たくさんの温かい言葉をくれた。さらに、彼女にとって一番衝撃的だったのは、お店のために涙を流してくれたお客さんがいたことだった。今でも彼女はその光景を忘れられない。
その翌年梨夏は青年海外協力隊として東ティモールの観光省マーケティング局に派遣されてから2年半、国のよりよい発展のために尽力したが、そこで彼女が気づいたことは、現地の人が本気で取り組まないと国は根本的には変わらないということであった。
それを学んだ梨夏は、日本に生まれた者として、日本のために何かしたいと思い、実家のお店が閉店したときの思いも後押しして、CHA-Linkを立ち上げることとなった。お茶の新たな価値を提案しお茶文化、産業を盛り上げたいとともに、世界中の人がお茶を通じて幸せの輪を広げ、国、文化、宗教を越えて人々が調和する社会づくりに貢献したいというのが彼女の強い想いだ。
一方、いざ日本に帰ってくると東京の電車で見かける人々の顔は疲れ果てていて、こんなに疲弊している状態では人は繋がらないと梨夏は思った。そして、まずは心を穏やかにすることが優先だと考えマインドフルネス煎茶法を考案した。それを確実に人に伝えていくために、2020年はコロナの間家にこもり毎日お茶で瞑想しながら心を込めて2か月間の講座のカリキュラムを綿密に作り上げた。
また、日英語通訳としての経験も活かし、お茶オタク日本代表の初代ミス・ティー・アンバサダーの名に懸けて、コロナ禍心が穏やかでいられない今こそ求められる事業提案で、世界中に新たな日本茶の価値を広めたいと奮闘する。
(*1)ティー・アンバサダー・コンテスト記事:https://www.gqjapan.jp/life/news/20181002/tea-ambassadors-2018
【会社概要】
会社名 :株式会社CHA-Link
設立 :2020年8月6日
所在地 :東京都東久留米市東本町5-28
代表者 :竹内梨夏
ビジョン :お茶が人と世界の輪を広げる(茶輪=CHA-Link)
バリュー :自分を大切に、他人を大切に、環境を大切に
ミッション:お茶を通じて人の心を調え、心に優しさと思いやりを育てる
URL :https://www.cha-link.com/jp/
事業内容 :
1.マインドフルネス煎茶法の講座・セラピー・イベント提供
2.有機茶の販売(EC)