なぜ茶輪を始めようと思ったのか

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なぜ茶輪を始めようと思ったのか

遊びに来てくれてありがとうございます!

初代ミス・ティー・アンバサダー/ 日本茶インストラクターの竹内梨夏です。
このウェブサイトで日本茶を通じて皆さんと交流できることを心から嬉しく思います。

なぜ私が茶輪のウェブサイトを始めたのか、ちょこっとお話しさせていただきますので、お時間がもし空いているようでしたら読んでみていただけると幸いです。

私の実家は大正4年から東京都の東久留米市の駅前で小売店を営んでいました。
創業時から今年で102年目になりますが、その当時は家畜の肥料を売っていたお店で、その後50年ほどはお茶を売るようになり、私が小さい頃はお茶専門店でした。
小学生の頃にはよくお店のお茶を盗み食いして怒られたり、「好きな食べ物は?」と聞かれて、「お茶っ葉」と答えるなど、異常なお茶好き、変態ぶりは頭角を現していたように思います。

学校から帰るとお店に寄って、従業員の皆さんにお茶を淹れるのは私の役割で、お店のレジ奥でみんなでお茶をすする時間は何よりも大好きでした。
そんな頃から、お茶には人との繋がりを作る役割があることは気づいていたかもしれません。

小さい頃からお店に立っていたせいか、人が大好きで、小学生の頃から、手話や英語など人とのコミュニケーションツールに関心を持っていました。
特に海外の人とも意思疎通ができるようになる英語には興味を強く惹かれ、
大学生の時には約1年間交換留学という形で、アメリカのサンディエゴ州立大学で観光・娯楽マネジメント(Recreation & Tourism Management)を専攻し勉強をしました。

アメリカ帰国から1年後、実家のお店を閉めることが決まりました。
一週間前から沢山のお客さんが殺到し、皆さんから「やめないで」とのお言葉を多くいただきました。そこで、お一人涙してくれたお客さんがいてその時の衝撃は今でも心に強く刻み込まれています。
その時、改めてこのお店がひいおじいちゃんの時代から現地の人々に慕われ、支えられてやって来たお店だったんだなと実感しました。
実は辞める前に経営診断をしてもらったのですが、その時うちのお店についた診断結果は「顧客の声に全て応えた果てのお店」でした。
私の父や祖父のお人好しなところを一言で表していて、笑えます(笑)
現在父は高齢者の多い東久留米で買い物代行のデリバリーの事業をやっており、違った形で経営を続けています。

その翌年、アメリカでのボランティア活動を通じて、国際協力に関心を持っていた私は大学を卒業後2年間青年海外協力隊として東ティモールの観光省に勤めることになりました。

その後には引き続きコンサルタントとして東ティモール青年スポーツ省で働き、現地の人々と国のより良き発展のために外国人という立場ながら尽力してきました。

しかし、そこで気づかされたのは、結局現地の人が本気になってやらないと外部の人には直接その国や地域を変えることはできないということでした。
もちろん、技術や知識の共有も必要ですが、外から来た人が根本的な国の変革のためにやれることはいかに現地の人々を本気にさせるかという点だけです。現地の人が本気になってくれないと、支援がなくなった時に継続が不可能だからです。
そして支援慣れをしている途上国の人を本気にするのはなかなか難しいのです。。
でも、どうやったら幸せな形で国を運営できるのかということを考え得る機会や気づきを与える努力をし続けることは大切だと思います。

私たち先進国の国民もそれを通じて、平和な世界の構築、維持にいかに貢献できるのか考える良い機会にもなります。
(上記はあくまでも私の個人的な意見ですm(_ _)m)

そして、それに気づいた私はハッとしました。
日本は大丈夫なのか!?日本人の私にしか出来ないことってあるんじゃないのか!?

これから少子化が進み人口が減少していく日本。
今後国内の市場が小さくなってきた時に、外国人相手に商売をすることがこれから増えてくることが想定されます。
そうなった時、外国人アレルギーのある日本人がいきなり
海外の人たちと一緒に働けるのか?と考えると、なかなか難しいだろうなと私は思います。

そして、その国際コミュニケーションの課題の部分がまさに私の経験を活かせる上に、自分が好きなことであると気づきました。

また、3年前にお店を閉めた時から残っていたしこりのようなものもうずいてきて、よし、私が地元を愛した先代の精神や気持ちを引き継いで
やってやろうという思いが芽生えました。

そして、やるならやっぱり大好きなお茶を使って私にできることで価値を生み出して社会に貢献したいと思いました。
というか、お茶好きを正当化して突き詰められる理由を
発見しました(笑)

海外と繋がることx日本茶は何より私の好きなことを合体させたことなので、まずは何より自分がハッピーでいられることは間違いありません!!

そういうわけで、お茶を極めようと決めた私は、2017年日本茶インストラクターの資格試験に合格しました!

また、祖母が煎茶道の師範を取っていて(詳しく言うと看板まで取っています)私も日本茶の文化や作法を学ぼうと、帰国してから祖母と同じ流派の
煎茶道に入門をし、同じく師範を目指して、お稽古に通っています。
ちなみにいわゆる茶道はお抹茶ですが、煎茶道はお煎茶です。
煎茶道についても近々ウェブサイトにアップしていこうと思います。

このウェブサイトでは既成概念にとらわれずに様々な視点から日本茶について切り込んでいき、たくさんの人を巻き込めるようなイベントも
開催していきたいと思っています。

長文を最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
こんな私ですが、楽しい情報を皆さんと共有できるよう日々努力してまいります。

どうぞよろしくお願い致します!

2017年1月7日
茶輪 竹内梨夏

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この記事を書いた人
Rica
竹内 梨夏

平成元年8月10日 生まれ しし座 A型 

初代ミス・ティー・アンバサダー/ 煎茶道師範(祖母と同じ流派)/日本茶インストラクター/ マインドフルネス・スペシャリスト

・ 東京都東久留米市で茶舗を営む家に長女として生誕
・ 小さい頃からお茶葉をお店から盗み食いするほどのお茶好き
・外国人並みの日本文化&ZENオタク
茶道、書道、水墨画、香道、盛り物、坐禅、読経・・・禅が土台にあるあらゆるものの修行に身を捧げている

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