美味しい中級煎茶の淹れ方
日本の緑茶にはアンチエイジング、肥満抑制、抗ウイルスなど、たくさんの健康効果があります。
普段お茶を飲まない人もポイントが分かれば、簡単に美味しく中級煎茶を淹れることができます。
日ごろからお茶を楽しく取り入れて、健康的なお茶ライフを楽しみましょう(^O^)/
内容
みなさんこんにちは
日本茶ライフスタイルコーディネーターの梨夏です
東京からお届けしています
今日は中級煎茶を美味しく淹れるコツをご紹介しようと思います
中級茶は上級茶より遅く摘まれます
そして
その葉には、カテキンという、苦いですが体に良い成分が豊富に含まれています
カテキンって聞いたことはありますか?
カテキンに期待出来る健康効果はたくさんありますが、
例えば、抗酸化によるアンチエイジング、肥満抑制、抗ウイルスなどです
健康害に「抗」う効果がたくさんです!
さぁ、それではこれらの茶器を見ていきましょう
これは急須です。日本の伝統的なティーポットです
これらは茶碗です。日本の伝統的なコップです
今回は3人用に3つ用意しました
これらは茶托です。茶碗をのせるお皿です
これは茶缶、もしくは茶筒です。日本スタイルのお茶容器です
そして、ティースプーンと1分の砂時計を準備しました
お湯については、軟水をお使いください
硬水よりも圧倒的に日本茶と相性が良いです
また、お湯を使う際には必ず一度沸騰させてください
これがお茶を美味しくする秘訣です
さあいよいよお茶を淹れてみましょう!
上手にお茶を入れる重要なポイントは4つあります:
- お茶葉の量 2. お湯の量 3. お湯の温度 4. 浸出時間です
ポイント1つ目。中級煎茶に理想的な一人当たりのお茶葉の量は 2〜3gですので、今回は3人分で6g使います
お茶葉山盛り1杯3gなので2杯分入れます
ポイント2と3はお湯の量と温度です
爽やかな苦味を楽しみ、カテキンをよく抽出させるため 90°のお湯を準備します
お湯をコップに入れると大体から5℃から10℃程下がりますので
今この熱湯を茶碗に入れて、90℃に温度を下げていきます
これによって 茶碗を温めるとともにお湯の量をはかることができます
ポイント4つ目が浸出時間です
最も適した中級煎茶の浸出時間は1分です
1分待ちましょう
待っている間に私とお茶の関係をぜひお話しさせてください
私のひいおじいちゃんが1915年に東京の東久留米にお店を開きました
そして
1966年からおばあちゃんがお茶屋さんを始めました
2013年にお店を閉めてしまいましたが
私はお店で育ったと言っても過言ではありません
なぜなら家族みんなそこで働いていたからです
まだ幼い時、私はすでにお茶にどっぷりハマっていて
お店からお茶葉を盗むほどでした(笑)
同級生達がガムを噛むのが好きなようにお茶っ葉を噛むのが好きでした
私は学校の後よくお店に寄って
従業員さんや家族にお茶を淹れていました
それ以来、お茶自体も好きですが
それ以上に人とお茶を飲んでいる時間が大好きです
ちょうど1分経ちましたね
お茶を注ぐ時に2つポイントがあります
今最初のポイントお見せしますね
見ていてください
お茶を少しずつ注いでいき1 2 3と行ったら戻って3 2 1
また1 2 3 , 3 2 1
これによって お茶の濃度を均一していきます
2つ目のポイントは最後の一滴までお茶を注ぎ切ることです
最後の一滴が一番美味しいという人もいますので出し切りましょう!
また、少しでも お茶が急須の中に残っていると お茶が抽出し続けて
2煎目がとても苦くなってしまいます
他に2煎目を楽しむためのテクニックとして
急須の横をポンとたたいて、
蓋を少しずらしておくことでお茶葉が蒸されないようにします
はい、美味しい中級煎茶の出来上がりです!
私はお茶の時間というのはいつもとても平和だなと思っています
最近、私たちは忙しすぎるし、疲れ果てています
そして、この不健全なライフスタイルが人々を自己中心的で不幸せな状態に導いていると思います
仕事中に効果的で適切なお茶休憩を取り入れることが
人々の心に平穏をもたらすと私は信じています
それゆえ、これは日本茶を通して健全で幸せな社会を作るために
私が取り組んでいるテーマの1つでもあります
何はともあれ、動画をご覧いただきありがとうございました
みなさんが美味しい中級煎茶を
家族やお友達と楽しく飲んでくれたら幸いです
また次回お会いしましょう(^O^)/
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