改めまして。
cha-link煎茶法プロデューサー
Rica(竹内梨夏)です!
今回は私のことを少し
お話させていただきます。
平成1年8月10日東京郊外の東久留米市生まれ。
Ricaが5才の時。お茶畑にて
私の実家は東久留米市で
大正4年から商店を営んでいました。
おじいちゃん、おばあちゃんとRica
祖母の代から茶舗になり、
私は小さいころからのお茶狂いで、
お店の茶箱からお茶を盗み食いするほど。
小さいころは学校から帰ると
お店で従業員さんや家族
みんなでお茶を飲みながら
お喋りする時間が大好きでした。
しかし、残念ながら私が大学生の時に
経営不振でお店を閉めることになりました。
私は幼稚園の頃からレジに立っていましたが、
最後の一週間も毎日そこにいました。
すると、たくさんのお客さんが毎日列を作って
「やめるのもったいないよ」
「これまでお店があって助かったよ」
など、
たくさんの温かい言葉をくれたのです。
さらに、一番衝撃的だったのは、
私たちのために涙を流してくれた
お客さんがいたことでした。
今でもその光景は忘れられません。
そしてその時、
経営は上手じゃなかった
人の良い祖父母や父が
地域の人たちから愛されていた
ことが良くわかり、
私はこの精神を
受け継いでいかなければいけない
と感じました。
今では師匠の祖母と同じ
煎茶道流派の師範となり
日本茶インストラクターの資格も取得し
日本茶の専門家と
呼んでいただけるまでになりました。
その翌年私は青年海外協力隊として
東ティモールの観光省マーケティング局に
派遣されてから2年半
国のよりよい発展のために尽力しましたが
そこで気づいたことは、
現地の人が本気で取り組まないと
国は根本的には変わらない
ということでした。
私はこの国の問題を解決するする
主役ではないということがよくわかったのです。
そして、
もう一つ大切な気づきがありました。
私は支援する側として
東ティモールで活動を始めました。
しかし、
ひとり若い女性が
いきなり見知らぬ地にポツリ。
すると、実際のところ現地では
みんな裕福でもないのに
私がお腹を空かせていれば
食べ物を買ってきてくれたり、
送り迎えをしてくれたりと
いつも私のことを気にかけてくれ、
私は助けてもらってばかりでした。
そこで、あぁ、
やっぱりこの世界は片方だけが
支援者というのはありえないんだなぁ。
一人では生きていけないし、
助け合いでなりたっているんだなぁと
実感しました。
最後にもうひとつだけ
あなたにどうしてもシェアしたい
私の東ティモールでの経験があります。
その日、
私は東ティモール人の同僚たちの
考えを聞いてみたくて
日本で深刻な問題となっている
「自殺」について
話題を出したのでした。
しかし、それは失敗に終わりました。
彼らが初めに発した言葉は
「日本人には家族がいないってこと?」
という質問だったのです。
みんな真剣でした。
みんな自殺の概念がわからず、
困惑するばかりで、
議論にもなりませんでした。
そして、その日のことは、
私にとって人生観を変えるような
衝撃的な記憶として深く胸に刻み込まれました。
発展途上国の人たちは
先進国に生きる私たちが
失いかけている何かを
まだ大切に持っているのかもしれない
と思ったのです。
本当の幸せって何でしょうか?
あなたはどう思いますか?
これらの気づきから
私は日本に帰国後
日本に生まれた者として
貢献できることをしたいと思い
実家のお店が閉店したときの
思いも後押しして
「お茶が人と世界の輪を広げる」
ことをビジョンに
『茶輪(ちゃりん)』
を立ち上げるに至りました。
それが今英語の会社名になった
CHA-Link(ちゃりんく)の始まりです。

CHA-link 茶輪
日本茶を通じて
国、文化、宗教を越えて
人々が調和する
社会づくりに貢献したいと
思っています。
しかしこんな「夢」を
持っていた私でしたが、
現実はそう甘くはなく、
日本に帰国後苦労しました。
いざ東京にもどると
電車の中は疲れ切っている人
イライラしている人
であふれかえっていました。
このままでは人が繋がることはできない。
そう思いました。
また、私自身、茶輪を立ち上げたものの
お茶でどうしたら人が繋がるのかわからず
悩んでいました。
お茶一本で生きていく!と
他の仕事もほとんどやめた
にも関わらず
大好きなはずの
お茶の教室やイベントをやっても
何となく違う、と感じていました。
そんな時、
海外でお茶のイベントを
やっていたことや
茶輪のビジョンが評価され
国内外に日本茶をPRする
日本代表を決める大会
「ティー・アンバサダー・コンテスト」で優勝。
Miss Tea Ambassadorを受賞
しかし、何も成果を出していない私が
なぜ選ばれるのかと
周りの期待値と実態の自分のギャップを
より明確に感じて
逆に悩みは深まったのです。
好きでもない自撮り写真を
SNSにあげて
フォロワーを増やさなきゃ、
と焦ったり。
毎日何も貢献できていない
自分を責めては、
常にフラストレーションに
心が支配されていました。
そして、ある時
まずは人が繋がるためには
心が穏やかであることが必要だと思い
マインドフルネス・スペシャリスト
の資格を取り
cha-link煎茶法を考案。
自分自身が一番の実践者となりました。
すると、自分を評価することなく
ありのままに受け入れられる
ようになりました。
心や頭がすっきりとして
やりたいことがどんどん浮かんできたり
嫌なことがあってもお茶を淹れることで
すぐに切り替えができるようになりました。
さらに、毎日実践することで茶道以上に
美しい所作の癖がつき
振る舞いが美しくなったのです。
顔が美人になったわけではないけれど
身も心も洗練され
何にもとらわれず夢を追いかけていると
「いつも楽しそうで素敵!」
と言われるようになり
自然と人が集まってきました。
知らない間にお茶をきっかけに
人が繋がり、まさに
『茶輪』が実現し始めていました。
身と心が調うと夢が叶い始め
毎日が穏やかで
素敵な人たちと自然と繋がるんです!
そして、私がゆめcha-link煎茶法に
一番感謝したいことがあります。
かつて、私は
だんだんと物忘れがひどくなってきた
大好きなおばあちゃんに対して
何度も同じ質問をされることに
イライラしてしまった自分を
責めていた時期がありました。
本当だったら優しくしたいのにできない。。
ちょうどそんな時に
ゆめ美人の煎茶法を考案し
毎朝実践するようになりました。
朝お茶を淹れながら
おばあちゃんの幸せを祈り
自分の不完全さも含めて
自分に感謝する習慣がつきました。
すると、イライラしても
「そう感じてもしょうがない」
と受け入れることで
結果的にイライラするのが減りました。
ゼロにはなりませんが、それでいいんです。
おばあちゃんとRica
あなたにも、
食べちゃダメだと思うほど食べてしまって
ダイエットに失敗した経験はありませんか?
ゆめ美人の煎茶法では
徹底的に自分を受け入れることで
根本的なこころのあり方が
本当に変わるんです。
人間完璧じゃないし
感謝したいのに
自然にその気持ちが湧いてこないこと
って誰にでもありますよね。
でも感謝することを
意図的に習慣にすることは可能です。
そう言った『いい癖』をつけることで
感情的にぶれてしまった自分を受け入れて
「そういうこともあるよね」
と、ネガティブな感情を許し
負の感情に振り回されなくなったことが
私がcha-link煎茶法に
一番感謝したいことです。
私はこの手法を教えている立場であり、
つい皆さんからは、
『いつでも心が調っているすごい人』
と思われがちですが、
わたしだって完璧じゃないし、
完璧じゃない自分を今は
大切に思えています。
あなたも、社会が期待する
理想の姿や
自分ではない誰かになるのは
もうやめませんか?
疲れるし、
それって本当のあなたじゃないですよね?
本当に幸せになるには、
幸せになるなる勇気がいります。
でも、大丈夫ですよ。
本当の自分になって
離れていく人とは
そもそも仲良くしちゃいけません。
本当の自分を
受け入れてくれる人たちと、
幸せな関係を
築きましょう!
以上、今日は
私の自己開示の日でした~!
皆さんも悩んでいても大丈夫です。
みんな同じように
悩みますよ。
そんな自分も
愛しましょう。
それでは、また!